2015年12月23日水曜日

経験値効率考察@緊急ミッション

ストミ1.5倍期間以外での効率のいい経験値の稼ぎ方を考える。牧場イベでの白ユニはどれくらいEXPとしての価値があるのだろうか。今回のイベント「暗黒騎士団と聖夜の贈り物」からミッション「トロルの恐怖」に焦点を当てて考察してみた。
 研究のテーマは、「育成ユニに8000EXPを与える場合、現状最大効率である研究塔1.5倍と比べて緊急ミッションでのパリン数はどれくらい違うか」。

研究方法は、このミッションでの全てのドロップの「必要価値(=項目:期待値)」とドロ率を推定して、このミッションで1パリンするとどれくらいのリターンが受けられるか計算する。ドロップの必要価値ってのは、研究塔と比較した場合、このドロップにそれ以上の価値がなければ研究塔の方が効率がいいっていうベンチマーク。

研究のゴールは、ストミでの1パリン分のEXPを入手するためにはこのミッションで何パリンしないといけないかの数値化だ(項目:結晶/期待値)。この数値が1以下なら、同じ目標を満たすためにこのミッションでのパリン数の方が少ない(安い)ってことだから、研究塔を超える。逆に1以上なら研究塔の方が効率的だ。

この計算機の便利なところは、水色(場合によっては橙色も)の数値だけ変化させれば様々な状況に対応できることだ。例えばもっと正確なドロ率が分かってきたら、そこだけ変えればすぐに答えが正確に変化する。この例は次の図で紹介しよう。

まずはどういった計算をして答えを導き出したかを説明するために項目を紹介していこう。

ファイナルアンサーである赤いセルが上の方にある時点で察していただけると思うけど、計算の順序は一般的な上から下でも左から右でもない。スタート地点は水色・中間地点は橙色・ゴール手前が黄緑でゴールが赤とでもいうべきだろうか。

最初の2つの項目に(推定)が入ってる時点で限りない不安を覚えるかもしれないがどうか俺の話を聞いてくれ。

水色の数値は前もって知っていた・計算した数値だ。例えば必要カリスタや研究塔でのEXP期待値、聖霊のパリン換算した価値、合成方法、ドロ率は研究テーマ外だから大体の数値を使う。

EXPユニット以外は元々計算していた期待値を使っている。例えば好感度アイテムは1パリン=70好感度にしていたから、ルビーは平均3.5好感度でパリン換算すると3.5/70=0.05になる。

合成方法は効率を損なわないものしか考慮しない。例えば、バケツは銀ユニに使うのはもったいないから白ユニに対して白聖霊と2・2で計算している。金ユニにも使えるけど、一番使うであろう対象で計算する。逆に、イベ白や銀ユニをEXP餌とした場合、銀聖霊と1・3で銀ユニに合成する以外は効率が悪い。だから牧場でのEXP稼ぎは主に銀ユニ育成の場合に限る。俺はロゼット以降の銀ユニを育てる機会すらなかったからそれでも問題ないけどね。

合成レベルは銀なら平均40ぐらい、白なら70以上だからそこの数値を参考にした。合成費も一応記したけど、この方法だと合成回数が少ないから計算からは省いた。

下の3つの箱は、それぞれのEXPユニットで8000EXPを稼ぐには、そのユニットの価値がどれくらいじゃないと研究塔に並ばないかを計算している。例えばサラサ[20]で8倍煮込みすると5064EXPになるから、8000稼ぐには1.58サラサと4.74銀聖霊が必要だ。銀聖霊の価値を0.05パリンとすると、銀聖霊総合で0.237パリンを占める。比較対象の研究塔でレベル40のユニットに8000EXPを与えるには0.929パリン必要だ。だから、1.58サラサの期待値が0.929-0.237=0.692パリン以上ないと、研究塔の効率に届かない。これは1サラサ0.438パリン相当になる。

この必要期待値が上がるほど、ミッションでの効率のハードルは下がる。なぜなら、そのユニットの価値が上がるからだ。同じ1体を手に入れたとして、それの価値が0.438パリンか0.8パリンかだと、当然後者の方がおいしい。この部分は自分自身をも混乱に陥れたほど紛らわしいから理解したければよく考えてほしい。そしてもっと分かりやすい説明方法を教えてくれ。

理解するために俺は使う方法は、例えばとある数値が変化すると、論理的に考えて最終数値はどう変化するか予測できるから、ポチポチ数値いじってみたりする。下の図で説明しよう。
コン色の数値だけ変化させた。サラサを銀同職(つまりルナール)に食わせたらどうなるか。これはユリ的な意味ではない。興味はあるがね。兎に角、サラサの経験値が上がったら当然価値が上がるわけだ。結果、必要期待値が0.438から0.531まで上がり、結晶/期待値が下がった。入手できるユニットの価値が上がるんだから、このミッションで研究塔に並ぶためのパリン数が減るのは当然だ。

銀男ユニのクリストファーも経験値餌としての価値はそこそこある。ここでも同職ボーナスを考えてEXPを50上げた。結果、必要期待値は0.252から0.299まで上がった。上がり幅が低いのは、サラサよりも必要数が多いからだ。そして、期待値/回での変化はたったの+0.005しかない。これはドロ率が10%だから、ミッション1パリン分で計算したとしても影響度はかなり低いからだ。

最後にバケツ煮込みに於いては白聖霊の価値を0.3から0.4にいじってみた。この方法で8000EXPを獲得するために消費する聖霊の価値が上がると、当然損が増える。この変化に対応するためにバケツの価値を0.315から0.215に下げないと、研究塔の効率と釣り合わない。そうすると、ミッションで手に入るものの価値が下がるから、最終的にはパリン数が上がる。ただし、これも銀ユニと同じでドロ率が低いからほとんど影響がない。

ここまでの計算の有用性を実証するためにゲストをお呼びした。「雪山の共同戦線」だ。
ドロップ、ドロ率、カリスタの変化を適用させた。銀女ユニは一まとめにした。銀女ユニは銀男ユニと違って、EXPとしての価値はかなり低い。ストミのおじさん達と大差ないからだ。それでも一応銀聖霊と2・2で合成した場合の計算をしたら、0.065パリン相当はあるらしいことが分かった。銀男ユニの4分の1ちょっとか。

このミッションでは白聖霊が落ちる。なんと、白イベユニとあまり価値の差がない。

サラサはレベルが減るから若干期待値が下がるけど、ドロ率を50%と考えた場合でも安いカリスタのおかげで90/12のミッションよりも効率がいいことが分かった。仮にサラサと白聖霊のドロ率が70%だとしたら、答えは1.02で研究塔の効率にとても近くなる。

研究結果:

  • 研究塔ストミ1.5倍を超える効率はない。
  • 場合によっては通常時のストミ効率を超える。単純計算で答えが1.5以下ならおk。実際は1.4以下はほしい。
  • 今回のイベントでは90/12より55/7の方が効率がいい。銀男ユニに惑わされるな。ドロ率が低いから銀女ユニと大差ない。
俺は今回のイベントの残りはルナールの育成分だけ55/7を回ってあとは低コストバトルかな。サラサ下限になったからもうパリンはしない。ルナール[1]にサラサ[15]を8倍煮込みで3回食わせると698*8*3=16752になって752EXP無駄になるけど、これぐらいいいか。そもそも同職ボーナスがなかったら598*8*3=14352だから1648EXP得してる。つまり6回でCCMAXや!

今回の研究は全てのユニットを経験値としてみた場合だから、もしイベ白ユニにコストダウンやスキルアップの価値があるのなら、比重が変わるから答えも変化する。同様に、もしドロ銀ユニにCCや覚醒素材としての価値があるのなら、当然ミッションの効率は上がる。

0 件のコメント:

コメントを投稿